一般財団法人 脳神経疾患研究所附属
総合南東北病院 外科 診療部長
鈴木伸康

このたび、2026年9月26日に郡山商工会議所において開催されます「日本栄養治療学会東北支部 第12回支部学術集会」の当番学会長を務めさせていただくことになりました、一般財団法人 脳神経疾患研究所附属 総合南東北病院 外科の鈴木伸康と申します。

本学術集会は、前身である「東北静脈経腸栄養研究会」から数えると第40回、日本栄養治療学会東北支部としては第12回を迎えます。福島県での開催は10年ぶり、通算5回目となります。この伝統ある学術集会を郡山の地で開催できることを、大変光栄に存じますとともに、身の引き締まる思いでおります。

私は2006年に当院でNSTを立ち上げ、以来、院内の栄養管理に携わってまいりました。当初は栄養療法に関する知識も乏しく、コンサルトを受けた患者さんについて多職種で頭を悩ませながら、わずかな知恵を持ち寄って最善を探る日々でした。それでもメンバー一人ひとりが学びを重ね、経験を積むことで、より的確な提案や後進の育成ができるようになってきました。しかし、日々の診療では今もなお新たな疑問や課題に直面します。患者さん一人ひとりに合わせた最適な栄養管理を実現することの難しさは、常に私たちに新たな気づきを与えてくれます。

今回の学術集会では、そうした臨床現場での悩みや疑問、工夫などを共有し、多職種の皆様とともに議論を深められる場としたいと考えております。特定のテーマを設けず、日々の実践の中で感じた疑問から生まれた臨床研究、症例報告など、幅広いご発表を歓迎いたします。また、特別講演やランチョンセミナーでは、各分野の専門家により最先端の知見をご講演いただく予定です。

本学術集会が、東北地域の医療・栄養に携わる多職種の皆様にとって、有意義な交流と学びの機会となることを願っております。皆様に郡山の地でお会いできますことを、心より楽しみにしております。