第37回日本臨床栄養代謝学会 学術集会(JSPEN2022)
音響システムのトラブルについてのご報告
第37回日本臨床栄養代謝学会 学術集会
会長 飯島 正平
第37回日本臨床栄養代謝学会 学術集会(JSPEN2022)会期中に学術集会会場(第1会場から第3会場)で発生しました音響システムのトラブルつきまして、ご報告をさせていただきます。
まずは、学術集会のために皆様の貴重なお時間を確保いただいていた中、このたびのトラブルにより多大なご不便とご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
本会場は2020年完成の最新の施設でしたが、学術集会第2日目のプログラム開始10分前に「会場に音声が提供できない」トラブルが発生し、非常時に備えて配備している音響バックアップシステムもダウンしていました。直ちに原因の特定と復旧に向けた対応がとられましたが、このトラブルは施設側としては想定外の事態であり、有効な代替え策は備わっていませんでした。結局、当日中に原因特定には至らず、ダウンした音響システムは終日稼働せぬまま閉会を迎えることとなりました。
そのような下でも現場スタッフの努力により、仮設ながらも音声供給手段が既存設備で確保され、プログラム再開に漕ぎつけました。しかし、すでに遅れは1時間超となっており、苦渋の判断ではありましたが、一部のリモート対応プログラムの割愛をもって、この遅れを吸収させていただきました。このトラブル下、多大なご協力いただいた座長および演者の先生方に、改めて御礼とお詫びを申しあげます。
現地開催終了後、施設所有者の横浜市、運営を担当されているパシフィコ横浜、施設工事施工業者の方々より説明を受けております。原因は後日の調査で明らかとなり、当日開始直前に発生した一か所の機器故障により音響を制御するシステム全体がバックアップシステムを含めてダウンに至ったと判明しました。こちらは、既に対応策がとられ、故障機器の更新、ネットワークシステムの改良等が施されております。この度、一連の説明を伺い、今回のトラブル発生は大変残念でしたが、本会場は学術集会の会場として有用と考えており、計画されています2024年での会場としても安心してご来場いただけると考えております。
今回のトラブルに関し、横浜市とパシフィコ横浜ともに事態を重く受け止めており、先の対応策に加え、同様に事態に対応すべく非常設備の追加とトラブル発生時の管理体制の改善等も行っていただいております。詳細はパシフィコ横浜公式ウェブサイトで公開されております。
下記リンクよりご確認ください。
パシフィコ横浜 お知らせ
末筆ではございますが、ご参加いただきました皆様、ならびに開催に際してご協力いただきました皆様の、ご健勝とご活躍を心よりお祈り申しあげます。
以上