JSPEN看護師部会員の皆様へ

日頃より本学会の活動にご協⼒をいただき誠にありがとうございます。
JSPEN2025学術集会におきまして、「看護師部会パネルディスカッション」を開催いたします。
ぜひこの機会に会場に足をお運びいただき、気づきや学びの場になれば幸いです。
皆様のご来場をお待ちしております。

JSPEN看護師部会 部会長 森 みさ子

JSPEN2025学術集会 看護師部会パネルディスカッション

■日時:2025年2月14日(金)9:00~10:30 
■会場:パシフィコ横浜ノース 3F[第7会場]

【テーマ】
看護師として栄養治療を支えるために今何が必要か

看護師は臨床で栄養治療に関わる場面が非常に多い。しかし、管理栄養士や薬剤師・療法士など専門職が多くいる環境であればあるほど他職種に依存し機能分化が進む傾向がある。チーム医療の推進とは各専門職に頼ることではなく、それぞれが最高のパフォーマンスを持って多職種で他職種と連携することが重要である。栄養管理においてはその範疇が広く、単一職ではカバーしきれないことから看護師も他職種任せではなく積極的な栄養管理への参画が重要である。看護師が栄養治療の根本である栄養管理やNSTに積極的に関わるためには、知識・技術の普及のみならず、そこにかかる時間を作るための環境調整や勤怠管理なども含めた看護管理も必要である。現場の熱意だけでは栄養治療を支えることは困難であり、組織的に関わるためには管理者の協力や現場の理解、教育・マネジメントが重要である。現場でのスペシャリストからそれを支援する看護管理者、それぞれの分野から取り組みの報告と情報を共有し、看護師が行う栄養治療の支え方について議論したい。

【座長】
・朝倉 之基(Nurse Innovation株式会社/Five Star訪問看護・栄養管理Station)
・永野 彩乃(西宮協立脳神経外科病院)

【演者】
・小堀 明子(水戸済生会総合病院 看護部 ICU)
 「ICUにおける看護師特定行為研修修了者の栄養治療介入は有用か?」
・小林 奈美(町田市民病院)
 「栄養治療への前向きな参画を浸透させるために~看護管理者としてできること~」
・實方 由美(千葉県がんセンター)
 「看護管理者の立場から」
・原 三紀子(東邦大学看護学部)
 「患者の生きる力を支える栄養ー看護基礎教育で学んでおくことー」

JSPEN2025学術集会 Webサイト

https://square.umin.ac.jp/jspen2025/
※本パネルディスカッションは、学術集会の参加登録が必要です。
※JSPEN会員でない方も、学術集会に参加いただけます。