令和6年度診療報酬改定により「リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算(連携体制加算)」が新設された.制度の趣旨から脳血管疾患患者を主対象とし,脳外科病棟で算定を開始した.医師・看護師・療法士・管理栄養士に加え院内システム担当者とも協働し,評価・計画様式を電子カルテ内にテンプレート化し,院内モバイルを活用し算定患者情報の共有や入院48時間以内の評価完遂体制を整備した.その結果,1年間で904名・5,424件を算定した.Barthel Index低下率1.5%,褥瘡発生率0.8%と施設基準のアウトカム要件を満たしており,連携体制加算は脳外科病棟においても算定可能であることが示唆された.加えて,連携体制加算の運用は収益確保の一助となることも示された.