学会誌JSPEN Vol.8 No.1
脳外科病棟におけるリハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算算定の現状
著者
玉村悠介1,2),宗正由貴3),中江優貴1),田平一行2),山中英治4)
所属
1) 若草第一病院 医療技術部 リハビリテーション課,2) 畿央大学大学院 健康科学研究科,3) 若草第一病院 医療技術部 栄養課,4) 若草第一病院 外科
キーワード
リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算,脳血管疾患,摂食嚥下障害
DOI
10.11244/ejspen.8.1_15
詳細
令和6年度診療報酬改定により「リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算(連携体制加算)」が新設された.制度の趣旨から脳血管疾患患者を主対象とし,脳外科病棟で算定を開始した.医師・看護師・療法士・管理栄養士に加え院内システム担当者とも協働し,評価・計画様式を電子カルテ内にテンプレート化し,院内モバイルを活用し算定患者情報の共有や入院48時間以内の評価完遂体制を整備した.その結果,1年間で904名・5,424件を算定した.Barthel Index低下率1.5%,褥瘡発生率0.8%と施設基準のアウトカム要件を満たしており,連携体制加算は脳外科病棟においても算定可能であることが示唆された.加えて,連携体制加算の運用は収益確保の一助となることも示された.
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