2020 年10月吉日
e-journal「学会誌JSPEN」編集委員
昭和大学病院小児外科
千葉 正博
編集委員会
委 員 長:佐々木雅也
副委員長:鍋谷 圭宏
編集委員:池松 禎人 犬飼 道雄 大平 雅一
小山 諭 千葉 正博 長沼 篤
林 宏行 丸山 道生 森實 敏夫
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学会誌JSPEN Vol.2 No.4
令和2年10月2日発行
一般社団法人 日本臨床栄養代謝学会
〒104-0031 東京都中央区京橋1-17-1
昭美京橋第二ビル5階
TEL:03-6263-2580 FAX:03-6263-2581
MAIL:jimukyoku@jspen.or.jp
ジャーナル制作 大村印刷株式会社
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Ⓒ2020 by Japanese Society for Clinical Nutrition and Metabolism
学会誌JSPEN Vol.2 No.4
学会誌JSPEN Vol.2 No.4 編集後記
DOI
https://doi.org/10.11244/ejspen.2.4_288詳細
本年度の学会は,全てがWEB 開催となった. 大先生から発表を叩かれることがなくなり,プレッシャーから解放された反面,発表を直接褒められることが無くなった.また遠方の友人と久々に会う機会も失われ,どこか物足りなさや寂しさを感じる.とはいえ,自宅などどこからでもコーヒーを傾けながら好きな発表を気楽に見ることができるようになった点は非常に大きい.ネットネイティブ世代の若者には,これらの形態はすんなりと受け入れやすいのであろうが,やはり我々デジタルイミグラント世代にはその利点は十分に感じつつも,リアルな交流が無いぶん,完全な満足感が得がたいのはしかたが無いことなのか.診療もしかり,定期手術の件数が減少し,外来でも電話診察が増えた.臨床研究も患者が来院できないため,停滞気味の状態が続いている.とはいえ,臨床でも研究でもがむしゃらに進めていると,時に新たな気づきを見落としていることが多分にある.時には立ち止まり,今進めている仕事あるいは研究について自分自身で振り返るということも大切なのであろう.みなさん,こんな時期だからこそ一度立ち止まり,もう一度歩き始めるための準備をはじめてみてはいかがでしょうか.
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